A&Vフェスタ2006 現地レポート

始まり

 A&Vフェスタ2006は、(社)日本オーディオ協会主催の自称「音楽と映像の祭典」(HPより引用)です。(2010年からはオーディオホームシアター展に移行したらしいです)。 もともとオーディオフェアとして1953年から行われている毎年恒例のイベントです。 今年は、「自作オーディオ自慢大会」と称して、自作のアンプやスピーカーを公募で選び、一次審査を通過した作品を当日にイベント会場で展示し、来場者の投票などで二次審査を行い、賞を決定するというイベントを行いました。

 「自作スピーカーの大会」と聞けば、我等が放研は黙っていないです。案の定夏休みに製作を行い、参加しました。 そして、一次審査をパス(確率は約1/3)し、会場での展示という運びとなりました。

 しかし、豊田高専は9/22〜9/29まで「前期定期試験」。これでは搬入日の9/20などはどうするの?ということで、OB会長長縄が代理で行くこととなりました。これは、それをまとめたレポートです。
なお、手違いで写真を取り忘れ、この先は延々と文字が続くだけなので、展示物については自作オーディオ自慢大会の紹介をご覧になることをおすすめします。

9/19
本日の夜行バスで関東へ向かいます。利用したのは「ドリームなごや2号」です。このバスは、岐阜始点で、名駅23:00発、東京駅5:40着です。インターネット予約で片道4900円で、これはオフシーズンでのインターネット予約とのこと。「青春ドリームなごや号」は、なんと3000円以下になります。
しかし、午後(バスに乗る7時間ぐらい前)は大変で、スピーカーのネットワークボードを固定するコルクを探したりと大忙しでした。

9/20
 朝、東京駅から京浜東北線で石川町へ。出展するスピーカーを預かってもらっている、横浜ベイサイドネットのお店に向かったところ、上手く鉢合わせ、mk氏のスピーカーを取りにいく手伝いをしました。mk氏の部屋には恐ろしく高級なアンプ類がありました。
ベイサイドへ戻り、放研のスピーカーを一旦開梱し、試し鳴らし+ケーブル準備をしました。その後、車に積み、いざパシフィコ横浜へ。
到着しまずは事務局へ。事務局で受付のバイトに声をかけ、担当者から説明を受けパスをもらいました。いわゆる首から提げる身分証で紐の色は赤。
 次に、スピーカーを搬入しました。ここで問題なのがスーパーツイーターの固定方法とネットワークボードの取り付けで、前者は翌日に持ち越し、後者は最終日まで続く悪夢となりました。一応、ネットワークボードは下側(俗称本体、上側を頭と呼ぶので)にコルクを介し両面テープで貼り付けました。

9/21
 いよいよフェスタ開幕です。9時過ぎに会場入りし、スーパーツイーターの設置や補修を行いました。ここで問題発生。本体ウラのネットワークボードが「片方だけ」はがれていました。応急措置で再度両面テープで貼り付けました。
 その後、開幕式を見物したのはいいのですが、自慢大会の会場へ戻ろうとしたところ入場口で、「パスを首から提げている」のに「シール(一般来場者)かバッチ(スタッフ)を見せてください」と一瞬でスルーできませんでした。意味がわかりません。

その後、自慢大会会場へ戻ったところ、ネットワークボードがはがれていたので貼り直しましたが、このとき監視のアルバイトに「お手を触れないでください」と注意されたからびっくり。朝目の前で同じ作業してたでしょう。名札を示してどうやら分かったようですが、意味がわかりません。(大事なことを2回言うのは2006時点で通用したかは不明)。なお、お客さんの入りは、9時半ごろから待っているような人がいましたが(開場は10時)、みなSONYやPANASONICなどへ向かい、自慢大会のブースへはほとんど人が来ていませんでした。
 その後、ベイサイドへ行くと、「高井工芸」の方がおり、いろいろと話をしていました。しかも、午後になってeb様たちが来た際、上のシーンをばっちり目撃されていたから恥ずかしいし。
 その後、ベイサイドで強力な両面テープを借り、一般入場が終わった夕方に訪れると、やはりはがれていました。担当者の話だと「午前中にははがれていた」とのことなので、テープを張り替えました。

9/22
 本日は2日目。昨日とほとんど同じような行動をしました。朝一般開場前にチェックしに行くと、やはりはがれています。しかも片方だけ。この日は「一般開場前」なのに触っていたら注意されました。
 その後、会場を少し見て回ってからベイサイドへ引き上げました。

9/23
 本日3日目。長縄は最終日です。この日も朝会場へ行くと例によってはがれています。ちょうど照明の真下ということもあるので、場所を移動させました。しかし、少しして見るとやはりはがれています。本日はmkさんの試聴や自慢大会参加者の懇親会などがあり会場にとどまっていましたが、どうも10分ぐらいではがれてしまいます。
 しかし、ちょうどそこにベイサイドのユーザーさんがみえ、手伝っていただいて強く貼り付けることができました。おかげでその日のうちははがれませんでした(ただ、翌日にははがれていたとのこと)
 最後に、今日の目玉としてSTEREO7月号で製作記事を載せていた「金子英男、須藤一郎、江川三郎、石田善之、神崎一雄、浅生あきら『競演の夏がきた!本誌筆者6人によるスビー力一競作』」で実際に作ったスピーカーを再生するイベントがあったので見に行きました。
そのあと、ベイサイドに寄ってから帰途に着きました。

終わりに
 9/24はヨガ氏と高木先生が会場に行かれました。ちょうど授賞式があるからですが、結局賞はとれませんでした。やはり見た目や技術的なものが大きく、音は関係ないようです(審査は、23日に行ったそうなので、その日に鳴らしていない人は当然音は分からないでしょう)。色々問題もあったこの自慢大会ですが、特に最後は問題なく終わったそうです。
 最後に、豊田高専放送研究部の展示等にご協力いただいた皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

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(2006/10/4公開)
(2018/6/3一部修正)